ヘアカラーを変えようと思ったとき、何を参考に色を選びますか?製品カタログに書かれた色の表示や、店頭に置かれている色サンプルカタログなどの色見本のなかから自分のなりたいヘアカラーを選ぶのは至難の業です。
学生からシルバー世代まで浸透しているヘアカラー。市販のものだけでもロレアル、パルティーなどのトリートメント剤が配合されているもの、マシェリなどのヘアマニキュアや、ビューティーンなどのブリーチ剤、白髪染めのビゲン、自然素材のヘナ、など多くの種類があります。でも、商品としてこんなにもカタログがわかりにくく、完成がイメージしにくいものも珍しいのではないでしょうか。
私は以前、店頭にかけられていた商品の色サンプルカタログを参考にしてヘアカラー剤を購入し、仕上がりにがっかりした経験があります。お店の照明下で見たサンプルカタログのヘアカラーと実際の色がまったく違う色だったのです。ヘアカラーは失敗すると、なかなか元の色に戻すことができません。
今のような色サンプルカタログではなく、店頭には自分の顔とヘアカラーを写真で合成する機械を置いたり、美容院でもカタログ代わりのカツラなどのわかりやすい見本を置く。その結果、市販のヘアカラーでもイメージ通りに仕上がり、美容院では顧客の満足度も人気もあがることでしょう。ヘアカラーを変えたいと思った人がその完成をイメージしやすい商品カタログを用意してもらいたいものです。